こんにちは。広報委員、副委員長のAです。
秋もすっかり深まり、寒くなってきましたね。さて、本日はハロウィンですが読書週間のうちの一日でもあります。
タイトルにあるとおり10/27~11/9までの2週間が読書週間で、今年の標語は「本に恋する季節です!」だそうです。
皆さんは読書していますか?私はこの間の週末、「終りなき夜に生れつく」(アガサ・クリスティー著 矢沢聖子翻訳 早川書房出版)という本を一冊読みました。忙しいとなかなか読書まで手がまわりませんが、せっかくの「読書週間」。この機会に是非読んでみてください。(そういう私も普段はほとんど読んでいません・・・)
というわけで、独断と偏見によるオススメ本を紹介します!
私はかなり偏った読書傾向なので、参考のひとつにでもして頂ければ幸いです。
●「オリエント急行の殺人」(アガサ・クリスティー著)
言わずと知れたアガサ・クリスティーの有名ミステリーです。豪華列車の中で起きる事件、このワードだけでもワクワクしますね(フィクションの中に限りますが)。
この冬、豪華キャストで実写映画化されますので原作未読の方はこの機会に読んでから映画を観に行くのもいいのではないでしょうか。
●「九十歳。何がめでたい」(佐藤愛子著)
実は私はまだ読んでいないのですが、読んだ人によると「はやく楽して暮らしたいと思ったりもするけど、これを読むとやっぱり最後までやりたいことを持って生きたいなぁと思った」とのことです。
中身自体は94歳の著者(出版当時は92歳)のエッセイで気楽に楽しく読み進められそうです。
●「幻色江戸ごよみ」(宮部みゆき著)
宮部みゆきによる時代小説の短編集。切なかったり暖かったりやるせなかったり。短編集なので空いた時間に読みやすいです。
私のオススメは「紅の玉」です。
●「孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生」(前野 ウルド浩太郎著)
バッタ研究者によるバッタ研究録。著者がユーモア溢れる面白い方なので、虫が好きじゃない私も興味深く読むことができ、研究者の熱意に惹きつけられました。(ただし、写真もいっぱい出てきますので苦手な方はご注意を)。この本に書いてある期間のあとモーリタニアに旅立ち、異国の地でのバッタ研究の日々を綴った「バッタを倒しにアフリカへ 」もオススメです!
●「火星の人 」(アンディ・ウィアー著)
マット・デイモン主演映画「オデッセイ」の原作。アクシデントでひとり火星に取り残されてしまった宇宙飛行士の主人公が自らの知識や技術を駆使して生き延びる姿を描いた作品。とにかく、とてつもない不運な状況にいるのに主人公がポジティブ!悪態を吐くこともあれど、それでも何とか困難を乗り越えようとします。知識と実践はどちらも大切なんだなぁと感じて、学習意欲が湧きました。
以上、簡単ですがオススメ本の紹介でした。
「これも面白いよ~」という本があれば社内の方は是非教えて下さい!